頑張らなくていい。
- ayurvedaloma
- 2018年4月2日
- 読了時間: 3分
桜は満開、ヒラヒラと散りゆく様が美しくうっとり見入ります。
寒かった冬を越え、いよいよ花咲く春がやってきました♡

以前、甲状腺癌の方お1人、乳癌の方々2人の 個人カウンセリングをする機会が続きました。
ご本人と一緒に、病気の原因になっていそうな
心の奥のシコリを探していくと、3人に共通点がありました。 涙ながらに気付かれたことは「私は頑張っていた」でした。 小さな頃から頑張り続けて、さらに頑張って、もっと頑張って。
心も体も疲れ果てているのに、まだ頑張ろうとしているのです。
頑張るという字を見ると、頑(かたくな)さを張ると書きます。 頑なさとは、自分の思い込みや主張を変えない頑固さ。 頑が過ぎると「エゴ」が成長し、「エゴ」は自分を苦しめます。
日本ではやっと歩き始めるような幼い頃から、 「頑張って!」「頑張れ~!」と言われる事が多く、 基本的に「頑張っている」方が多いようです。
心と体は密接に繋がっていますから、 心が「頑張ろう!」と意図すると、
体も、筋肉が収縮したりして緊張してきます。 呼吸が浅く早くなり、自律神経の調和が乱れていきます。 すると、自律神経にコントロールされている 内分泌系もバランスを失い、治癒力がうまく働けなくなります。
自律神経が乱れると不眠も起こるため
ますます乱れる一方で追い詰められていきます。
筋肉が緊張している部分には、 スムーズに氣や血液、リンパなどが流れないので、 そこに「緊張の塊」のようなものができてきます。
「頑張らない」のは、
努力家な日本人にとってステキな響きではありませんが、 頑張るのが当たり前になって、そんな自分に疲れている場合、
自分に「頑張らなくていいよ」と言ってあげてほしいです。 自分の心と体が何と言っているかを聞いてあげて 無理していると感じたらそれをやめればいいし、 急ぎ過ぎていれば、ペースダウンすればいい。 自然はバランスを取ろうとしますから、 心と体を無視し続けると、病気や事故にあったりして、 強制終了の時がやってきます。
私自身も人生で2度、この強制終了を体験し、
それがあったからこその今があります。
それらは気付きや学びを得るために、実は、
自ら引き寄せた有り難いプレゼントでもあるのです どう受け取るのかは、完全に自分次第。
病気を患っている方々が共通して、
自分は頑張り過ぎていたと気付かれた意味は
気付いたからこそ自分を変えられる人生変革の時
ターニングポイントがやってきたとも受け取られます。
頑張り過ぎて病気になる前に
心の声、体の声をしっかり聞いてあげてください♡